動物取扱業登録
保管/栃木県動愛セ 15保第030号
販売/栃木県動愛セ 15販第028号
ザ・パイル テイル テリアス
山口 真奈美

ケアーンテリアとは

◆原産地
イギリス
◆用途
テリア
◆FCI分類
グループ3 テリア
セクション2 小型テリア

◆沿 革
テリアのなかでもつとも古い犬種といわれ、ジョン・レスリーの『1436年から1561年に到るスコットランドの歴史』のなかで「地を掘って狐、穴熊、カワウソ、山猫などを退治する犬」はこの犬を指していると多くのひとに信じられている。
ジェームズ一世(1566〜1625)はこの犬を国の誇りとして「土の犬(テリア)」をフランス王室への贈り物としたとき、二隻以上の船に分乗させるよう命じたほどである。
当時この犬は単にテリアと呼ぱれ特別に犬種名はなかった。
ドッグショーが始まり犬籍簿が整理されるようになっていろいろな犬種名が考えられたが、スコットランドを代表する適当な地名が他の犬種に先に使用されていたため、やむをえずケアーン(積石)と名乗った。
岩場の穴や積石のなかに入って小獣を迫い出していたからである。
古いテリアでありながら地名を名乗つていない理由である。

◆一般外貌
機敏で、注意深く、作業能力に富んだ、自然な外貌である。
前足に体重をかけるように前煩姿勢で立つ。四肢は頑丈である。
肋は深く、動きはたいへん自由である。風雨に強い被毛である。

◆習性/性格
活動的で、勇ましく、大胆な印象である。
怖いもの知らずで、陽気な性格で、独断的だが攻撃的ではない。

◆頭部(へッド)
小さいがボディに釣り合っている。被毛は豊富である。
頭蓋部(クラニアル・リージョン)
スカル
幅広で、両目の間に明瞭な窪みがある。
ストップ
明瞭。
頭部(フェイシャル・リージョン)
鼻(ノーズ)
ブラック。
マズル
力強い。
顎/歯(ジョーズ/ティース)
歯は大きい。顎は力強いが、長かったり、重々しかったりはしない。完璧な正しい歯列の欠歯のないシザーズ・バイトで、顎に対して垂直に生えている。
目(アイズ)
広く離れてついており、中位の大きさ。色はダーク・へーゼル。ふさふさの眉毛にわずかに沈んでいる。
耳(イヤーズ)
小さく、尖っており、よく立っている。両耳間が近すぎることはなく、被毛が豊富すぎることもない。

◆頸(ネック)
よい頸で、短くはない。

◆ボディ
背(バック)
平らで、中位の長さ。
腰(ロイン)
頑丈で、しなやかである。
胸(チェスト)
よく張った深い肋である。

◆尾(テイル)
短く、パランスがとれており、被毛が豊富だが、フェザーのようではない。付け根は高くも低くもなく、陽気に掲げられているが、背に向かって倒れることはない。

◆四肢(リムズ)
前肢(フォアクォーターズ)
前脚は中位の長さで、骨量は十分だが重すぎない。堅い被毛で覆われている。
肩(ショルダーズ)
傾斜している。
肘(エルポー)
肘は外転していない。
後肢(ハインドクォーターズ)
大腿(サイ)
たいへん丈夫で、筋肉質である。
膝(スタイフル)
十分な角度があるが、オーバーではない。
飛節〈ホック)
十分低く位置し、後望すると、内向も外向もしていない。
足(フィート)
前足は後足より大きく、僅かに外向することもある。パツドは厚く、丈夫。簿い足や、幅の狭い足、指趾の広がった足及び長い爪は好ましくない。

◆歩様(ゲイト)
自由で流れる様なストライド。前肢は前によく伸ぴ、後肢は強い推進力を生み出す。飛節の間隔は狭すぎも広すぎもしない。

◆被毛(コート)
毛(へアー)
たいへん重要である。風雨に強い。ダブル・コートでなけれぱならず、上毛は豊富な堅い被毛だが、粗毛ではない。下毛は短く柔らかく、ボディに密着して生えている。
まぱらに生えた被毛は好ましくない。僅かなウェーブは許容される。
毛色(カラー)
クリーム、ウイートン、レッド、グレー、ほぽブラックのいずれかであること。これらの色のブリンドルはいずれも許容される。
純黒やホワイト、ブラック&タンは好ましくない。耳やマズルは黒っぽいのが典型である。

◆サイズ
体高はおおよそ28〜31cmだが、体重と釣り合いが取れていること。理想的な体重は6〜7.5kgである。

◆欠点
上記の点からのいかなる逸脱も欠点とみなされ、その欠点の重大さは逸脱の程度に比例するものとする。

◆失格
陰睾丸。

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出典・引用
『JKC全犬種標準書第10版』
(社団法人 ジャパンケンネルクラブ 中央犬種標準委員会)

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